年金運用&電脳生活
2023年04月29日
貯めたお金をどう使う? その2

50回目の誕生日の記事に答えはあったね。
ネットの中をブラブラ散歩していると
「男の隠れ家」オンラインにたどり着いた。
その中でこだわりナビゲーターの萩原高さんの文章です。
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会社勤めと平行して、大学の非常勤講師を22年務めた。
定年退職後に、別の大学で教えることになった。
その直後から同級生の訃報が相次いだ。
同時に僕自身に、いわゆる勤続疲労というものが現れ始めた。
慢性腎炎が腎不全となってしまった。食事制限がきつくなった。
人工透析に進行すれば、海外旅行は面倒になる。
自由な行動には時間が足りなくなってきた。
「もし時間が限られたとしたら、やり残したことはないだろうか」と
自問した。手帳に書き留めていた詩の文字が、急に大きく見え始めた。
『人生の時計は、一度しかねじを巻かない。その針がいつ止まるか、
遅れるか、それとも、もっと早くか、誰も知らない。
今だけがあなたの時間だ。生きよ、愛せよ、心を尽くして働け。
明日があると思ってはならない。なぜなら、そのとき、
人生の時計は、止まっているかもしれないから。』
地球という星に生きている以上、その大きさを知っておきたいものだ。
世界一周がしたい。こう思う気持ちが強くなってきた。
以前、妻とは海外移住を考えたことがあった。
バンコックのホアヒンに建設中というリタイア・ヴィレッジの
下見にも連れ出した。
然し、透析の出来る病院は40kmと離れていたことで断念していた。
海外旅行をするにも僕には、医師と食事が必要条件だった。
船旅をすでに経験している妻も義妹もが言う。
大型客船は揺れないし、シップドクターとシェフが乗船して
いるから安心だと。
自分の条件をクリアできる旅があったのだ。正直、
当初は金額の大きさに躊躇した。
しかし、残された人生、自分への投資をしてもいいではないか、
妻への慰労をしてもいい歳だ。そう思ったら、
まだ見ぬクルーズへの期待感が高まった。
申し込みの電話をしていた。思い立ったら吉日という勢いだった。
受話器を置きながら、「退職金は自己投資……自己投資、
自分への還付金、妻への慰労金、人生への謝礼金、
二人の想い出創り……」呪文のように、自分に言い聞かせていた。
そして、もう一つの呪文があった。
『ランプがまだ燃えているウチに人生を楽しみ給え、
しぼまないうちにバラの花を摘みたまえ。
(ヨハン・マルティン・ウステリ)』
初めての二人一緒のクルージングが、
『思いきって世界一周』の船旅となった。
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50歳になるとそろそろ人生について
悔いのないようにやりたいことなど自問する。
何をまだやってない?
いろいろあるけど世界一周もあるよな。
毎晩、晩酌するからいつ病気になるとも限らない。
やっぱり世界一周クルーズという結論になる。
で、いつ行く?
この記事の20年後の2027年。
おいらが70歳の古希の時かな。
クルーズ船も新造船で、エコシップで行こうかな。

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2023年04月28日
貯めたお金をどう使う? その1

人生を逆から見て何歳までに貯めたお金を使ったら幸せを感じるかを考えてみた。
80歳代以降は身体的制約で若者が楽しむようなお金の使い方はできない。
旅行、食事、スポーツ、趣味、自動車などで楽しもうと思っても体力や健康面で制約がある。
お金があっても使えない体になる。
70歳代は健康面で個人差が大きくなる。
生活習慣病や免疫力低下、体力の衰えで積極的に残りの人生を楽しむ機会が減少する。
筋力の衰えで長期間の旅行も出来なくなる。
持病を考慮しながら食事をする。
自分の体の状態を気にしながらお金の使い道を考える年齢になる。
60歳代は健康面でも精神面でも普通の生活が維持できている。
肉体的にまだ若いという認識もある。
やりたい事があれば、何でも出来る。
自分の余生を考えると老後の生活のためにお金を稼ぎ、貯めなければならないという意識が強くなる。
お金には賞味期限がある。
賞味期限は老化による身体的な制約で決まる。
お金は使うことで意味を成す。
お金を持っているだけでは幸せを味わえない。
幸せを感じられる体でいる間にお金を使うべきではないか。
収入が年金しか無い老後の生活は貯めた貯蓄がどれだけあるかで生活レベルが決まる。
年金だけで生活が成り立っている高齢者にとって貯蓄は有料老人ホームに入居するための資金と心理的な安心材料になる。
年金収入だけで生活ができないシニアにとっては貯蓄は生活補填金になる。
生きる年数によって必要な生活補填金額が変わる。
いつまで生きられるかは誰も分からないので何歳まで生きるという仮説を立てて貯蓄をすることになる。
ただ、問題なのはお金の使い方である。
貯蓄のために老後の生活を我慢する。
余生を楽しめる年齢であるのにお金を使うことに躊躇するシニアたちが多い。
お金を貯めていれば安心という心理が強すぎるとお金を使って楽しむという機会を失ってしまう。
老後にお金を使って楽しむためにはどのような使い方があるのだろうか。
健康で体力がある時が一番楽しい「旅行」
「旅行」は年金生活に入った後に誰もが望むお金の使い方である。
前提条件は健康で体力があり、旅行に行くためのお金があることである。
この前提条件を満たす年齢は60歳から70歳代になる。
旅行にお金を使うをタイミングを知ることである。
健康と体力は年齢とともに衰えて行くので年齢が80歳を過ぎた頃に旅行にお金を使っても楽しめる度合いが違う。
ドライブ旅行、バス旅行、鉄道を使った旅行、飛行機を使った旅行、クルーズ旅行。
交通機関を問わず旅行先に合わせている。
安い旅行を計画すれば体力が要求される。
快適な旅行ならば旅費が高額になる。
旅行は疲れるのでその負担に耐えられるだけの体力がないと楽しめない。
旅行にお金を使うならば60歳から70歳代のうちである。
お金が十分貯まって安心材料が出来てから旅行に行こうと思っても体と健康がついて行けない。
そんな事にならないことである。

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2023年03月16日
2023年02月17日
「幸せな老後を過ごす3つの条件」 2回目のチャレンジ

定年後に働くことの大切さ「幸せな老後を過ごす3つの条件」
「幸せな老後を過ごす3つの条件は『健康』『つながり』『そこそこのお金』です。
病気になると幸せになりにくく、つながりがないと孤独を感じ、現役時代のように多くはなくても、お金はどうしたって必要です。
3つの条件を実現するのが“定年後も働き続ける”ことです。人は元気だから働くのではなく、働くから元気になります。それに働くことでさまざまな交流が生まれ、人や社会とつながることができる。さらに高齢者でも無理のない働き方をすれば、そこそこのお金を稼ぐことができます」
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昨年の11月から月10万円ほどの「小さな仕事」は1ヶ月半で挫折してしまった。
『健康』『つながり』『そこそこのお金』
で、今日から別の仕事で2回目のチャレンジをすることになった。
昨年、65歳になったので厚生年金のみ受給して、妻が65歳になったら加給年金が切れるので、基礎年金も含め全額受給して、妻が70歳になるまで妻の年金は繰下げて42%増の10万円にする作戦。
妻が70歳になる2029年まで、週3日月10万円働いて3つの条件を実践する前期高齢者ライフスタイル。
前職は体重が1ヶ月で5kg減するハードさで体力的に持たず、2回目の今度の仕事は、昔取った杵柄で何とか妻が65歳になるまでは最低限、続けたいな。
まぁ、何にしても仕事しないと、カミさんの目を盗んで隠れ昼酒が常態化してるから、プチアル中対策としてマジに「小さな仕事」は必要だね。

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