人生しみじみ
2024年01月22日
ブログ20周年記念プレゼント
今年は2024年、と言うことは、わかります?
そう、このブログを始めて20周年記念の節目の年なんです。
じゃあ、10周年記念はどうだったの?
ブログ10周年記念プレゼントという記事を参照してみた。
予算は10万円であれこれ、考えた末、ブロ吉が我が家に。
2014年からブログ記事の主人公はブロ吉と予想した。
ブロ吉の舞台は自転車散歩のポタリングだけど、、、
途中からトラベラーズノートのスケッチが主人公になった。
で、20周年記念は、どうする?
ってことでAIR輪行、四国八十八ヶ所巡り、、、
チタンの激軽の折りたたみ自転車、スケッチ画材か。
で、YouTubeチャンネルでシニア生活の副業を模索している。
上の画像を参考にYouTubeチャンネルを試作してみよ。
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2024年01月18日
2024年01月14日
2024年01月06日
山崎元さん 逝く
カテゴリーの年金運用について1番お世話になった山崎元さんが逝く。
今朝の朝刊のおくやみ欄で知った、死因は食道がんだった。
ショックだね、患っていたこの疾患について渾身のレポートを思い出した。
マネーリテラシー講座の一幕を備忘録メモとしてブログに残す。
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因みに、筆者は、昨年食道がんに罹って、現在も治療を継続中です。
正直に言って、調子はあまりよくありません。
がんに罹ってしまった現在で振り返ると、筆者は「がん保険に入っていたら得をしていた」はずです。例えば、がんだとの診断を受けた時に何十万円か貰えたかも知れないし、治療のためにこれまで40日以上入院しましたが、入院一日当たり1万円とか、一万5千円とかを貰えたかも知れません。何れも経済的に助かっていただろうことは間違いありません。
しかし、「意思決定としては」がん保険に入らない方が正しかったのです。この結論には自信があります。ポイントは、公的な健康保険について知っているかと、確率の考え方が分かるかの2点です。特に後者が分からない人は、いつになっても金融ビジネスの「カモ」であり続ける人でしょう。
筆者の事例で説明しましょう。
がん保険に入らないことが正しかった理由は、(1)どうしても必要な治療費の支払い額が貯金のほんの一部から支払う程度で十分であり、かつ(2)保険に加入する時点での確率を考えたら保険契約は損だから、の2点です。
筆者ががんだと診断されたのは2022年の8月でした。その後、抗癌剤治療で2回、手術で1回の合計40日入院して、11月に退院して一連の治療を終えました。手術代その他の医療費をひっくるめて、そこまでに支払った医療費は240万円くらいでした。但し、そのうちの約160万円は、筆者が個人の意思で選んだ個室の入院費で、一泊当たり約4万円でした。これは、個人的な贅沢です。
そして、残りの医療費の約80万円についても、筆者が勤務先を通じて加入していた東京証券業健康保険組合の「一回に2万円を超える保険診療の医療費支払いは、差額を補填する」という制度があったおかげで、かなりの金額が戻ってきました。
計算してみると、「どうしても自分で支払わなければならなかった医療費」は約14万円に過ぎなかったのです。仮に、そのような選択を取った場合でも、受けられた治療内容は全く同じです。
もちろん、仮に筆者がその時点でがん保険に入っていれば、なにがしかの給付があって経済的に少し助かったことは間違いないのですが、それは「後から見た結果論」です。保険に加入するかしないかは、将来の自分に保険の対象になるイベントが起こるか否かの確率を考えて、その確率を加味したメリットと保険料の支払いを比較して考えなければなりません。
「将来がんに罹る確率とその際の保険のメリット」を考えるのは、何とも複雑そうに思えます。筆者自身も計算できる気がしません。しかし、心配は要りません。保険会社が現に存在していて、がん保険を売っているという事実が、確率を加味して考えて、保険会社が大いに儲かることを示しています。保険の加入が平均的に見て加入者にとって得なものなら、保険会社は潰れてしまいます。
生命保険は、しばしば「不幸の宝くじ」と呼ばれます。不運だった人が「当たり」を引いて大金を貰う賭だからです。そして、宝くじがそうであるように、平均的には賭の参加者が損になるように出来ています。
つまり、不運な場合でも自分が十分に支払うことが出来る程度の損害に対して保険を使うことは損であり、非合理的なのです。
それでも保険が必要なのは、例えば自動車事故の賠償責任が個人ではとても支払うことができないような金額になるような事態に備えた保険のような場合だけです。滅多に起こらないけれども、起こった場合には、破滅的な負担が生じるかも知れない事態に備える場合です。
つまり、保険というものに対しては、「損だと分かっていながらも、どうしても必要なものについて、(泣く泣く)加入する」のが正しい付き合い方なのです。
この点を考える上で、「事前の損得」と「事後的な損得」をしっかり区別することが肝心です。
がんに罹る確率を考えずに、がんに罹っても保険に入っていると少し助かるだろう、と思って保険に加入するような考え方は良くありません。
尚、大きな病気に罹っても治療費が貯金からの支出くらいで十分賄えるのは、日本の健康保険制度がよく出来ているからです。
皆さんが加入する健康保険にはいろいろな種類がありますが、加入者にとっておそらく一番条件の悪い国民健康保険(通称「国保」)でも、毎月の高額療養費制度という医療費の上限を所得別に決めて、これを上回る医療費を補填してくれる強力な制度があります。
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