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札幌市は4月から、無料の健康アプリ「アルカサル」の運用を開始する。札幌市民の健康寿命は、男性が72.28歳(全国平均72.57歳)、女性が74.03歳(同75.45歳)でほかの指定市と比べ短い。アプリを一手段として、市民が楽しく健康増進に取り組めるようにする。

 アプリは40歳以上から利用できる。アプリをインストールしたスマホを持ち歩くことで、自動で歩数が計測され、一定の歩数を達成すれば、ポイントを獲得できる。

 ほかに、体重・血圧や健診の受診、サークルやボランティアなどへの参加状況などを記録でき、そうした記録や登録でもポイントを獲得できる。

 65歳以上は、1ポイント=1円換算でたまったポイントを電子マネーなどと交換できる。40歳以上65歳未満の人は、たまったポイントで、商品があたる抽選に応募できる。

 札幌市は当初、市の財政負担を減らすため、現在70歳以上の市民が公共交通で利用できる敬老パス(敬老優待乗車証)の見直しと一体となってアプリの導入案を進めてきた。

 しかし、反発が大きく、当面の間は、敬老パスの優待措置を縮小する形で存続させることを決めた。すでに敬老パスを持っている人は、アプリでたまったポイントを電子マネーなどに交換できない。

 敬老パスは4月から、対象年齢が70歳から75歳以上となり、利用可能額は年7万円から4万円に引き下がる。経過措置として、現在すでにパスを持っている人の自己負担割合や利用可能額は今後4年かけて段階的に変更する。


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