2024年06月09日
挿絵日記 札幌誕生 257〜272
有島武郎は明治四二年（一九〇九）に神尾安子と結婚。
雑誌「白樺」には創刊から参加し、作家活動を始める。
三人の子に恵まれた武郎だったが、安子は結核で大正五年（一九一六)
八月に世を去り、同年末に父の武も胃がんで亡くなった。
翌年から武郎の作品は量的にも質的にも充実し、
『カインの末裔』は大きな反響を得た。
登場人物
有島武郎（ありしまたけお）
有島武（ありしまたけし）
湯地定元（ゆちさだもと）
森本厚吉（もりもとこうきち）
吉川銀之丞（よしかわぎんのじょう）
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