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向井八重子は明治三十九年(一九〇六)にイギリス人宣教師
ジョン・バチラーの養子になった。
六年後の大正元年、八重子の実父富蔵が生前に買い取った土地に対して
訴訟を起こされ、登記の手続きの不備に付け込まれ敗訴してしまう。
その翌年、東京帝国大学からアイヌ語取調べの嘱託を受けた金田一京助が
バチラー家を訪ねてきた。


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