�� 3月12日 「また会う日まで」
朝目覚めると4時だった。
ふかふかのベッドの上に、布団もかぶらずに寝ていた。
窓の外を見ると、まだ青の闇が広がっていて、
見るからに寒そうだった、
街灯はほの黄色く優し気にと森、その下を朝の4時にも
関わらず人々が行き交っていた。
夜、お酒を飲んだ人たちの遅い帰りかな、と思う。
それからお風呂に入ろうと思い、1週間ぶりに
見るバスタブに「シャワージェル」とお湯を入れた。
この、シャワージェルって実は何か分からなかったんだけど、
たぶん泡風呂だろう、と思って入れてみた【笑】
でも、本当にそうらしくてよかった。
段々と泡が盛り上がってくる様を見て、
何だかお嬢様になった気分になった。
う〜ん、さすが庶民!【笑】一般ピーポーやね。
中に入ると、泡の下は意外とぬるくて寒っ!
お風呂の中で今日は何をしようかなぁ〜と色々考えて。
デパートはどこも開いてないし、やっぱり何か博物館とか
に行こうかなぁ〜、そういえばこのホテルの目の前に、
郵便博物館みたいなのがあったなぁ〜
お父さん、郵便局員だからここはおさえて
おくべきかなぁ〜なんてね。
飛行機は17時20分発で、全てのお土産はもう空港で
買うしか道はないから、遅くても14時ごろに
空港に着いてお買い物をしなきゃ!
お風呂から上がっても、まだ朝食まで2時間あった。
サーリセルカだけかな、って思っていたのに、
ここでもやはり朝食開始時間は8時だった。
日本ならたいていのホテルは7時だよね?
これもやっぱり生活のゆとりの差、なんだろうね。
日本で8時朝食開始だったら、
ビジネスマンからブーイングがくるね。
朝食までの時間は日記を書きながらMTVを
ずっと観ていて、サーリセルカで聴いて、
すっごく心に染みた歌がまた流れた!
嬉しくて、思わずグループ名メモっちゃった。
「The Rasmus」彼らはヒットするよ〜!
何だろうね・・・。私の中で、心に響く旋律があって、
自分もそれを表現していきたいと思っているんだけれど、
なかなかうまくはいかない。
その旋律を聴くと、宇宙の神秘に触れるような気にさえなる。
やっぱり常に音楽とは共に在りたいなぁ〜!
8時になって早速朝食を食べに行こう!と思い、
1階のフロントの横にレストランがあったからあそこだ!と
思って行ったら、チェーンが掛かってて。あれ?
フロントの人に「何時に開くんですか?」と聞いたら、
「朝食は10階でございます」って言われちゃった【笑】
せっかく6階から降りてきたのに〜!
またエレベーターに乗って、上がって行って、
そしたら6階で止まって2人の男性が乗ってきて、わおっ!
でも、笑顔で、
「ヒュバーフオメンタ!(おはようございます)」って言ったら、
あっちも笑顔で返してくれて、つかみOK!
何でも臆することなく心をオープンにしていけば大丈夫だよね!
降りる時も、レディファーストで。うれしいなぁ〜!
朝食はさすが高級ホテルだけあって、
食べ物の種類も質も半端ないっ!
(あくまで田舎者の見解ですけど)
パンだけで10種類近くあって、コーンフレークも3種類、
あとビーンズとかもいっぱいあって!
嬉しさの余り、かなりいっぱい取って
、窓側の空いてる席を探したんだけれど、、、
残念ながら窓側は全席埋まっていて、
仕方なく、その隣の席へ。
それからパンを二つくらい食べたころ、
隣の窓側の席の夫婦が立ち上がったから、
「空いたぁ〜」と思って自分の皿を移動させたら、
その夫婦がコーヒーを手に戻ってきて!
夫の方が、すごく申し訳なさそうに、
「Coffee….Sorry.」って言うから、
「Sorry」って苦笑いしながら元の席に戻りました【恥】
そんな私の恥ずかしい様子を見ていたのか、
日本人男性が、「僕、窓側ですけど、
よかったら一緒にどうですか?」って。
雰囲気T先生!見るからに紳士で、とっても優しそう!
終始敬語でしゃべってくださいましたよ。
この日の朝食時が、こんなに有意義なものになるなんて!
誰が想像できたでしょうかっ!?
その雰囲気田口先生の男性は、Nさんといって、
東京でコンピュータ系の研究をしている、博士号を持った方!
そんな優秀な方なのに、ちっとも自分を驕らず、
謙虚に話もしてくださって。
「教養のある人」ってこういう人なんだ!って本気で思った。
こんな田舎から来た小娘の話を真剣に聞いてくださって、
「すごいですね!」って褒めたり、
「それも確かですけれど、僕はこうも思うんです」って
私の意見を否定することなく、話をさらに膨らませてくださった。
こんなに穏やかに、自分の意見を主張しつつ、
更に奥深い意見を聞けるのは初めてだったかもしれない。
たまに、夜遅くにお父さんとも何気なく深い話をするが、
その時のような心の平安を得ていた。
初対面とは思えないほどお互い色々な話をして、
話題は尽きなかった。
私が大学で学びたいと思っている「風土」のこととか、
「原住民」のこととかを話すと、最高の褒め言葉で、
「アナタみたいな人が、次の未来を背負うんですよ」と
言ってくださった!
いいんですかぁ〜?こんなボンクラで楽観主義に
未来を背負わせて〜!【笑】
何か、日本の大学生の多くは何の目的意識もないから
、、ここまで学ぶ意欲と意志がある子は珍しい、って。
まぁ、フィンランドに一人旅しちゃうような、
アホですからねぇ・・・。
でもね、私にとってはそれが普通。
屋久島という大自然の中で、親からの愛情をたっぷり受けて、
勉強することを強要されたこともなく、
大好きな音楽と文学に囲まれて、自由のびのびと生きると、
自然とこうなっちゃう。
だから、大学生活を無為に過ごすことなんて許されないの!
そんな風に過ごしたいとも思わないし、そんなこと言ったら、
うちのお母様に殺されちゃうゎ。いゃ、マジ話で!
やっぱり、自然の中で生きているからなのか、
家庭の教育がよかったのか、常に「感謝」の念は持っていると思う。
大学に行くことも、家族の協力がなければ無理な話しだし、
また4年間、学校に行かせてもらうわけだから、
お父さんの郵便局での働きと、お母さんの花屋さんと
ミンチさんでの働きを無駄にしないためにも、一生懸命勉強します!
時間も忘れて話し続け、9時を少し過ぎた頃、Nさんが、
「僕は今日、ヘルシンキにいる同僚と10時にロビーで
待ち合わせなんですよ。日本人の女性の方ですよ。
よかったら会ってみませんか?」と誘ってくださって!
もちろん、遠慮を知らない私は、「いいんですかぁ〜!?是非!」って。
いつか人を信じて痛い目に合いそうなくらい、
人を疑うことを知らない私。
ま、今のところあってないから、人を見る目がある、ということで♪
Nさんと別れた後、さっきまで私がいた席にR子さんがいるのを発見!
「R子さん〜」と声をかけ、更に私はパンとコーンフレークを
取ってまたR子さんと一緒に食べた。昼食の分まで食べちゃえ〜
という意気込みで。
そして、10時にロビーに行くと、王様が座るような椅子に
座っているNさんの姿が。
「きちゃいました〜」と言って、私も王様の椅子に座った。
同僚の方が来るまでの間、Nさんのドイツ滞在時の話や、
学生の頃友達と行ったアメリカ旅行の話とか、
とっても面白い話をたくさん聞いた。
やっぱりドイツはいいっ!!益々惹かれた!!
アメリカは、今は行かない方がいい、とおっしゃっていた。
う〜ん、私もアメリカにはあんまり興味をそそられないのよね・・・。
テロの警備とかも厳重らしく、いい雰囲気じゃないって。
Nさんは、世界各国を回っているだけあって、
ためになる話がたくさんあった。
こういう人との出会いって本当に貴重で素晴らしい!と
自分の運のよさに感謝!
ここで実は名刺をいただいて、名前とかも知ったんだけれどね。
10時を過ぎても、なかなか同僚の方が来ない!
でも、Nさんとの話で十分満足していたから、
いいやぁ〜と思っていたんだけれど、
Nさんは私にすごく気を遣ってくださって、
「ごめんなさいね」と少し申し分けなさそうだった。
結局、同僚の方が来たのは11時!同僚の方は、Kさんといって、
とっても可愛くて小柄で若いの!!
Nさんと同い年だから35歳のはずなのに、とてもそうは見えない!
また関西弁がおもしろいっ!
もちろん初対面で、しかもおまけのようについてきた私を
快く迎えてくださって、
私はフィンランドの話を聞いたら失礼しようと思っていたら、
「じゃぁ、行こうか!」って言われて、一緒に市内巡りをすることに!
フィンランドといったらやはりデザインっ!
しかもNさんはデザインの勉強をされている方だったので、
最初に最新のデザインが集まるお店に行った。
しかし、12時開店で開いていなかった。あいちゃぁ〜。
それからとりあえず通りを歩きながらフィンランドの話をして、
気がつくと大聖堂の方に。
この日はため息をつきたくなるくらいの晴天!
本当に雲ひとつなかった。
Nさんは、かなりの凄腕カメラマンらしく、
シリアラインを見ていた私たちをパシャパシャ。
しかも、近くにいたフィンランド人にも、
写真撮影を頼まれてるし【笑】
ヘルシンキ大聖堂を、今度は正面から登ることにした。
この階段!雪で凍っていてかなり危ない!
思えば、フィンランドの歩道には小石より小さな粒?みたいなのが
敷いてある。
これは、滑らないようにするための工夫らしい。
もしおばさんか誰か滑ってしまおうものなら、
「滑っちゃったじゃない!国は何してんのよ!」って
国民はちゃんと文句を言うらしい。
まぁ、高い税金払ってるからね・・・。
なるほど、いい国だ。
日本では、国民の声は届いているのかな?
大聖堂の前には、黄色の建物がズラーッと並んでいた。
それはなんと、「ヘルシンキ大学」
めちゃくちゃキレイ!
ヘルシンキ大学といえば、日本の東大のようなものだけど、
古びた感じが全くなくて、統一感あるし、
美術館のような出で立ち。
思わず九大と比べちゃったよ・・・【泣】
なんてったって、壁にコケが生えてたもんなぁ・・・。
気を取り直して!
気がつけば、時刻は12時。
自然と次に向かうはレストラン。
Kさんが、お勧めというガラス張りのレストランに入った。
こんなにいいところに入るんだったら無理して
朝ごはんたくさん食べるんじゃなかった・・・と後悔。
しかも、Nさんが、「高校生に払わせるわけにはいかないよ!」と
おごり宣言!
そんなっ!自分で払います〜!と言いつつも、内心ヨッシャ!【笑】
図々しくもおごられちゃいました〜!ありがとうございます★
食べたのは、なんかのスープと、エビの乗ったパン!
それとコーヒー、デザートにラズベリー?のケーキを少し。
お腹いっぱいだったのに、若いなぁ〜ぺろりと食べちゃった。
エビも冷たくて、とっても美味しかった!
食事中はずっと、Kさんがフィンランドについて
ためになることばかり話してくださった。
フィンランド人は、たとえ借りてるアパートでも、
自分の好きなように改造しちゃうらしくて、
ペンキ塗りから自分でしちゃうんだって!
何か、日本のように、どこかの業者に頼むっていう
システムがなくて、引越しをしよう、ってなっても、
自分たちで荷物も運んでするらしい!
とっても自立した国だなぁ〜と思った。
でも、逆に言えば、自分たちのことは自分たちで、
っていう当たり前のことをしてるだけであって、
日本のほうが色々業者に頼みすぎてるのかなぁ〜っていう気がする!
それだけ自分でする時間も技術もないんだけどね〜。
後は、フィンランドに住むってなった時のビザを取るのが
難しかったっておっしゃっていた。
だから結構出発は遅れたみたい・・・。
う〜ん、、、将来フィンランドに住みたいけど・・・。
そう簡単にはいかないかもね。
しかもっ!フィンランド人は、冬はとってもとっても
機嫌が悪いらしくて・・・。
眉間に皺を寄せてみんな歩いているらしい【泣】
で、加藤さんがフィンランドに来たときは丁度冬の11月で、
誰も歓迎パーティをしてくれなかったって・・・。
「彼らは夏のためだけに生きてるから!」ってKさん断言していた。
冬は蓄えの時期なのかもね。
厳しい寒さという気候が人をそうさせているのね。
風土が人に与える影響だ!
あとは、フィンランド人は日本の3分の1しか働かないという話。
本当らしい!それでいて同じくらいの給料をもらうんだって。
まぁ、日本人が働きすぎてるんだろうね!
余裕がなくて、何だか窮屈で息苦しいね。
こっちの人たちは本当にゆとりがあるもん。
自分のペースっていうのを保っている。
日本人の忘れているもの、それがここにはまだあると思った。
しかし!2人の話す話題にしばしついていけないことが!
やはり経験が浅いから、言葉の意味が分からないこともあったり。
まだまだ勉強不足です!というか、
18年しか生きてないから、経験していないことが多すぎ!
失敗も成功も、どんなことでも経験するぞ!っていう気になった。
話は盛り上がったが、私がそろそろエアポートバスに
乗らなければいけない時間になったので、ホテルへ。
この時期はどこの国も一緒らしく、フィンランドでも道路工事が盛ん!
「どこもかしこも掘りまくってるよ〜!別にキレイなのに・・・。」とKさん。
ホテルで預けておいた荷物を受け取り、すぐ近くのバス停へ。
そこにはたくさんのフィンランド人の男性が集まっていて、
なにやら楽しげにこっちを見ている・・・。
私たち3人が記念に写真を撮っていると、
そのうちの一人が、割り込んできたり・・・。
へらへら笑っていたけど、内心ちょっとコワっ!
初めてのタイプの陽気でおちゃらけたフィンランド人!
「早く乗って!からまれないでね!」と
Kさんは心配してくれた。
名残惜しくも、2人に別れを告げてバスに乗った。
このお二方との出逢いは、本当に運命的な出会いでした!
一人で恥をかいていた私に声をかけてくれたNさん、
ありがとうございます!
人生のためになる旅になりました!
一つ手前の停留所で降りそうになる、
というハプニングはあったものの
、陽気なフィンランドのお兄さん、おじさん?たちと
ワイワイいいながらヘルシンキ・ヴァンター空港に到着。
人の多いこと!
でも、すぐに荷物も預けられて、何だか手馴れた感じ??
一人だと、逆に自分がシャキーンってなる。
頼れるのは自分だけだからね。
とか言いながら、かなり周りの人に助けられてるけれど【笑】
まぁ、人は一人じゃ生きていけませんから!
周りの好意に甘えることも大事です。
って、言い訳してみたり。
でも初海外初一人旅で分からないことだらけだからいいんだ〜↑↑
何も気負いがないから、何もかもがスムーズにいったよ。
さぁ〜、そしてお買い物の時間です!
本当に殆ど誰にもお土産を買っていなくて、かなりヤバイ状況。
でも、空港内は思ったよりたくさんお店があって、
ゆっくりお買い物ができた。
TAX FREEだしねっ!空港内は。
消費税の高い国では空港で買うのがいいねっ!
フィンランドのお土産っていったら、サンタグッズか、
アラビアかイッタラかマリメッコだから、
家とかにもアラビアのコーヒーカップにした。
でも、コーヒーカップって重い・・・。
気がつけばかなりの大荷物!
出発ゲートに着いた時には、もう肩が凝ってしょうがなかった!!
ゲートの前の椅子に座って一休みしてると、
向こう側にまだお店が!
ムーミンが見えたので行ってみたいなぁ〜と思い、
近くにいた日本人夫婦に、
「すみませ〜ん、荷物見ててもらえますかぁ?」と
ほんっとに図々しくもお願いし、いそいそとお店へ。
チョコレートとかを買って戻ってくると、R子さんの姿が!
「R子さぁ〜ん!!いつからいたんですかぁ〜!?」
一人旅同士だから、お互いの存在が結構支えになっていたり。
少なくとも私はR子さんに会えてすごく安心したし嬉しかった!
そこでR子さんと記念写真をとり、
「またどこかで会えるといいね〜」という話をした。
会えるかな?でも会えたら、
本当に人生で出会うべき人なんだと思う。
関空行きのアナウンスが流れ、本当にここ、
フィンランドを去る時がきたのだと
耳を澄ませば実感する。
この心地よいざわめきの中の静寂に、
言葉では言い表せないものを託していた。
夢でもなく、希望でもないきっとそれは幻を
想うがゆえのもの・・・。
さぁ、帰ろうか、遥かなる故郷へ。
さぁ、帰ろうか、確かなる第2の故郷を飛び立ち――――。
私のフィンランド旅行に携わってくださった、
全ての人々に感謝と、幸福を願い…。
3月12日 (Finland-Time)
朝目覚めると4時だった。
ふかふかのベッドの上に、布団もかぶらずに寝ていた。
窓の外を見ると、まだ青の闇が広がっていて、
見るからに寒そうだった、
街灯はほの黄色く優し気にと森、その下を朝の4時にも
関わらず人々が行き交っていた。
夜、お酒を飲んだ人たちの遅い帰りかな、と思う。
それからお風呂に入ろうと思い、1週間ぶりに
見るバスタブに「シャワージェル」とお湯を入れた。
この、シャワージェルって実は何か分からなかったんだけど、
たぶん泡風呂だろう、と思って入れてみた【笑】
でも、本当にそうらしくてよかった。
段々と泡が盛り上がってくる様を見て、
何だかお嬢様になった気分になった。
う〜ん、さすが庶民!【笑】一般ピーポーやね。
中に入ると、泡の下は意外とぬるくて寒っ!
お風呂の中で今日は何をしようかなぁ〜と色々考えて。
デパートはどこも開いてないし、やっぱり何か博物館とか
に行こうかなぁ〜、そういえばこのホテルの目の前に、
郵便博物館みたいなのがあったなぁ〜
お父さん、郵便局員だからここはおさえて
おくべきかなぁ〜なんてね。
飛行機は17時20分発で、全てのお土産はもう空港で
買うしか道はないから、遅くても14時ごろに
空港に着いてお買い物をしなきゃ!
お風呂から上がっても、まだ朝食まで2時間あった。
サーリセルカだけかな、って思っていたのに、
ここでもやはり朝食開始時間は8時だった。
日本ならたいていのホテルは7時だよね?
これもやっぱり生活のゆとりの差、なんだろうね。
日本で8時朝食開始だったら、
ビジネスマンからブーイングがくるね。
朝食までの時間は日記を書きながらMTVを
ずっと観ていて、サーリセルカで聴いて、
すっごく心に染みた歌がまた流れた!
嬉しくて、思わずグループ名メモっちゃった。
「The Rasmus」彼らはヒットするよ〜!
何だろうね・・・。私の中で、心に響く旋律があって、
自分もそれを表現していきたいと思っているんだけれど、
なかなかうまくはいかない。
その旋律を聴くと、宇宙の神秘に触れるような気にさえなる。
やっぱり常に音楽とは共に在りたいなぁ〜!
8時になって早速朝食を食べに行こう!と思い、
1階のフロントの横にレストランがあったからあそこだ!と
思って行ったら、チェーンが掛かってて。あれ?
フロントの人に「何時に開くんですか?」と聞いたら、
「朝食は10階でございます」って言われちゃった【笑】
せっかく6階から降りてきたのに〜!
またエレベーターに乗って、上がって行って、
そしたら6階で止まって2人の男性が乗ってきて、わおっ!
でも、笑顔で、
「ヒュバーフオメンタ!(おはようございます)」って言ったら、
あっちも笑顔で返してくれて、つかみOK!
何でも臆することなく心をオープンにしていけば大丈夫だよね!
降りる時も、レディファーストで。うれしいなぁ〜!
朝食はさすが高級ホテルだけあって、
食べ物の種類も質も半端ないっ!
(あくまで田舎者の見解ですけど)
パンだけで10種類近くあって、コーンフレークも3種類、
あとビーンズとかもいっぱいあって!
嬉しさの余り、かなりいっぱい取って
、窓側の空いてる席を探したんだけれど、、、
残念ながら窓側は全席埋まっていて、
仕方なく、その隣の席へ。
それからパンを二つくらい食べたころ、
隣の窓側の席の夫婦が立ち上がったから、
「空いたぁ〜」と思って自分の皿を移動させたら、
その夫婦がコーヒーを手に戻ってきて!
夫の方が、すごく申し訳なさそうに、
「Coffee….Sorry.」って言うから、
「Sorry」って苦笑いしながら元の席に戻りました【恥】
そんな私の恥ずかしい様子を見ていたのか、
日本人男性が、「僕、窓側ですけど、
よかったら一緒にどうですか?」って。
雰囲気T先生!見るからに紳士で、とっても優しそう!
終始敬語でしゃべってくださいましたよ。
この日の朝食時が、こんなに有意義なものになるなんて!
誰が想像できたでしょうかっ!?
その雰囲気田口先生の男性は、Nさんといって、
東京でコンピュータ系の研究をしている、博士号を持った方!
そんな優秀な方なのに、ちっとも自分を驕らず、
謙虚に話もしてくださって。
「教養のある人」ってこういう人なんだ!って本気で思った。
こんな田舎から来た小娘の話を真剣に聞いてくださって、
「すごいですね!」って褒めたり、
「それも確かですけれど、僕はこうも思うんです」って
私の意見を否定することなく、話をさらに膨らませてくださった。
こんなに穏やかに、自分の意見を主張しつつ、
更に奥深い意見を聞けるのは初めてだったかもしれない。
たまに、夜遅くにお父さんとも何気なく深い話をするが、
その時のような心の平安を得ていた。
初対面とは思えないほどお互い色々な話をして、
話題は尽きなかった。
私が大学で学びたいと思っている「風土」のこととか、
「原住民」のこととかを話すと、最高の褒め言葉で、
「アナタみたいな人が、次の未来を背負うんですよ」と
言ってくださった!
いいんですかぁ〜?こんなボンクラで楽観主義に
未来を背負わせて〜!【笑】
何か、日本の大学生の多くは何の目的意識もないから
、、ここまで学ぶ意欲と意志がある子は珍しい、って。
まぁ、フィンランドに一人旅しちゃうような、
アホですからねぇ・・・。
でもね、私にとってはそれが普通。
屋久島という大自然の中で、親からの愛情をたっぷり受けて、
勉強することを強要されたこともなく、
大好きな音楽と文学に囲まれて、自由のびのびと生きると、
自然とこうなっちゃう。
だから、大学生活を無為に過ごすことなんて許されないの!
そんな風に過ごしたいとも思わないし、そんなこと言ったら、
うちのお母様に殺されちゃうゎ。いゃ、マジ話で!
やっぱり、自然の中で生きているからなのか、
家庭の教育がよかったのか、常に「感謝」の念は持っていると思う。
大学に行くことも、家族の協力がなければ無理な話しだし、
また4年間、学校に行かせてもらうわけだから、
お父さんの郵便局での働きと、お母さんの花屋さんと
ミンチさんでの働きを無駄にしないためにも、一生懸命勉強します!
時間も忘れて話し続け、9時を少し過ぎた頃、Nさんが、
「僕は今日、ヘルシンキにいる同僚と10時にロビーで
待ち合わせなんですよ。日本人の女性の方ですよ。
よかったら会ってみませんか?」と誘ってくださって!
もちろん、遠慮を知らない私は、「いいんですかぁ〜!?是非!」って。
いつか人を信じて痛い目に合いそうなくらい、
人を疑うことを知らない私。
ま、今のところあってないから、人を見る目がある、ということで♪
Nさんと別れた後、さっきまで私がいた席にR子さんがいるのを発見!
「R子さん〜」と声をかけ、更に私はパンとコーンフレークを
取ってまたR子さんと一緒に食べた。昼食の分まで食べちゃえ〜
という意気込みで。
そして、10時にロビーに行くと、王様が座るような椅子に
座っているNさんの姿が。
「きちゃいました〜」と言って、私も王様の椅子に座った。
同僚の方が来るまでの間、Nさんのドイツ滞在時の話や、
学生の頃友達と行ったアメリカ旅行の話とか、
とっても面白い話をたくさん聞いた。
やっぱりドイツはいいっ!!益々惹かれた!!
アメリカは、今は行かない方がいい、とおっしゃっていた。
う〜ん、私もアメリカにはあんまり興味をそそられないのよね・・・。
テロの警備とかも厳重らしく、いい雰囲気じゃないって。
Nさんは、世界各国を回っているだけあって、
ためになる話がたくさんあった。
こういう人との出会いって本当に貴重で素晴らしい!と
自分の運のよさに感謝!
ここで実は名刺をいただいて、名前とかも知ったんだけれどね。
10時を過ぎても、なかなか同僚の方が来ない!
でも、Nさんとの話で十分満足していたから、
いいやぁ〜と思っていたんだけれど、
Nさんは私にすごく気を遣ってくださって、
「ごめんなさいね」と少し申し分けなさそうだった。
結局、同僚の方が来たのは11時!同僚の方は、Kさんといって、
とっても可愛くて小柄で若いの!!
Nさんと同い年だから35歳のはずなのに、とてもそうは見えない!
また関西弁がおもしろいっ!
もちろん初対面で、しかもおまけのようについてきた私を
快く迎えてくださって、
私はフィンランドの話を聞いたら失礼しようと思っていたら、
「じゃぁ、行こうか!」って言われて、一緒に市内巡りをすることに!
フィンランドといったらやはりデザインっ!
しかもNさんはデザインの勉強をされている方だったので、
最初に最新のデザインが集まるお店に行った。
しかし、12時開店で開いていなかった。あいちゃぁ〜。
それからとりあえず通りを歩きながらフィンランドの話をして、
気がつくと大聖堂の方に。
この日はため息をつきたくなるくらいの晴天!
本当に雲ひとつなかった。
Nさんは、かなりの凄腕カメラマンらしく、
シリアラインを見ていた私たちをパシャパシャ。
しかも、近くにいたフィンランド人にも、
写真撮影を頼まれてるし【笑】
ヘルシンキ大聖堂を、今度は正面から登ることにした。
この階段!雪で凍っていてかなり危ない!
思えば、フィンランドの歩道には小石より小さな粒?みたいなのが
敷いてある。
これは、滑らないようにするための工夫らしい。
もしおばさんか誰か滑ってしまおうものなら、
「滑っちゃったじゃない!国は何してんのよ!」って
国民はちゃんと文句を言うらしい。
まぁ、高い税金払ってるからね・・・。
なるほど、いい国だ。
日本では、国民の声は届いているのかな?
大聖堂の前には、黄色の建物がズラーッと並んでいた。
それはなんと、「ヘルシンキ大学」
めちゃくちゃキレイ!
ヘルシンキ大学といえば、日本の東大のようなものだけど、
古びた感じが全くなくて、統一感あるし、
美術館のような出で立ち。
思わず九大と比べちゃったよ・・・【泣】
なんてったって、壁にコケが生えてたもんなぁ・・・。
気を取り直して!
気がつけば、時刻は12時。
自然と次に向かうはレストラン。
Kさんが、お勧めというガラス張りのレストランに入った。
こんなにいいところに入るんだったら無理して
朝ごはんたくさん食べるんじゃなかった・・・と後悔。
しかも、Nさんが、「高校生に払わせるわけにはいかないよ!」と
おごり宣言!
そんなっ!自分で払います〜!と言いつつも、内心ヨッシャ!【笑】
図々しくもおごられちゃいました〜!ありがとうございます★
食べたのは、なんかのスープと、エビの乗ったパン!
それとコーヒー、デザートにラズベリー?のケーキを少し。
お腹いっぱいだったのに、若いなぁ〜ぺろりと食べちゃった。
エビも冷たくて、とっても美味しかった!
食事中はずっと、Kさんがフィンランドについて
ためになることばかり話してくださった。
フィンランド人は、たとえ借りてるアパートでも、
自分の好きなように改造しちゃうらしくて、
ペンキ塗りから自分でしちゃうんだって!
何か、日本のように、どこかの業者に頼むっていう
システムがなくて、引越しをしよう、ってなっても、
自分たちで荷物も運んでするらしい!
とっても自立した国だなぁ〜と思った。
でも、逆に言えば、自分たちのことは自分たちで、
っていう当たり前のことをしてるだけであって、
日本のほうが色々業者に頼みすぎてるのかなぁ〜っていう気がする!
それだけ自分でする時間も技術もないんだけどね〜。
後は、フィンランドに住むってなった時のビザを取るのが
難しかったっておっしゃっていた。
だから結構出発は遅れたみたい・・・。
う〜ん、、、将来フィンランドに住みたいけど・・・。
そう簡単にはいかないかもね。
しかもっ!フィンランド人は、冬はとってもとっても
機嫌が悪いらしくて・・・。
眉間に皺を寄せてみんな歩いているらしい【泣】
で、加藤さんがフィンランドに来たときは丁度冬の11月で、
誰も歓迎パーティをしてくれなかったって・・・。
「彼らは夏のためだけに生きてるから!」ってKさん断言していた。
冬は蓄えの時期なのかもね。
厳しい寒さという気候が人をそうさせているのね。
風土が人に与える影響だ!
あとは、フィンランド人は日本の3分の1しか働かないという話。
本当らしい!それでいて同じくらいの給料をもらうんだって。
まぁ、日本人が働きすぎてるんだろうね!
余裕がなくて、何だか窮屈で息苦しいね。
こっちの人たちは本当にゆとりがあるもん。
自分のペースっていうのを保っている。
日本人の忘れているもの、それがここにはまだあると思った。
しかし!2人の話す話題にしばしついていけないことが!
やはり経験が浅いから、言葉の意味が分からないこともあったり。
まだまだ勉強不足です!というか、
18年しか生きてないから、経験していないことが多すぎ!
失敗も成功も、どんなことでも経験するぞ!っていう気になった。
話は盛り上がったが、私がそろそろエアポートバスに
乗らなければいけない時間になったので、ホテルへ。
この時期はどこの国も一緒らしく、フィンランドでも道路工事が盛ん!
「どこもかしこも掘りまくってるよ〜!別にキレイなのに・・・。」とKさん。
ホテルで預けておいた荷物を受け取り、すぐ近くのバス停へ。
そこにはたくさんのフィンランド人の男性が集まっていて、
なにやら楽しげにこっちを見ている・・・。
私たち3人が記念に写真を撮っていると、
そのうちの一人が、割り込んできたり・・・。
へらへら笑っていたけど、内心ちょっとコワっ!
初めてのタイプの陽気でおちゃらけたフィンランド人!
「早く乗って!からまれないでね!」と
Kさんは心配してくれた。
名残惜しくも、2人に別れを告げてバスに乗った。
このお二方との出逢いは、本当に運命的な出会いでした!
一人で恥をかいていた私に声をかけてくれたNさん、
ありがとうございます!
人生のためになる旅になりました!
一つ手前の停留所で降りそうになる、
というハプニングはあったものの
、陽気なフィンランドのお兄さん、おじさん?たちと
ワイワイいいながらヘルシンキ・ヴァンター空港に到着。
人の多いこと!
でも、すぐに荷物も預けられて、何だか手馴れた感じ??
一人だと、逆に自分がシャキーンってなる。
頼れるのは自分だけだからね。
とか言いながら、かなり周りの人に助けられてるけれど【笑】
まぁ、人は一人じゃ生きていけませんから!
周りの好意に甘えることも大事です。
って、言い訳してみたり。
でも初海外初一人旅で分からないことだらけだからいいんだ〜↑↑
何も気負いがないから、何もかもがスムーズにいったよ。
さぁ〜、そしてお買い物の時間です!
本当に殆ど誰にもお土産を買っていなくて、かなりヤバイ状況。
でも、空港内は思ったよりたくさんお店があって、
ゆっくりお買い物ができた。
TAX FREEだしねっ!空港内は。
消費税の高い国では空港で買うのがいいねっ!
フィンランドのお土産っていったら、サンタグッズか、
アラビアかイッタラかマリメッコだから、
家とかにもアラビアのコーヒーカップにした。
でも、コーヒーカップって重い・・・。
気がつけばかなりの大荷物!
出発ゲートに着いた時には、もう肩が凝ってしょうがなかった!!
ゲートの前の椅子に座って一休みしてると、
向こう側にまだお店が!
ムーミンが見えたので行ってみたいなぁ〜と思い、
近くにいた日本人夫婦に、
「すみませ〜ん、荷物見ててもらえますかぁ?」と
ほんっとに図々しくもお願いし、いそいそとお店へ。
チョコレートとかを買って戻ってくると、R子さんの姿が!
「R子さぁ〜ん!!いつからいたんですかぁ〜!?」
一人旅同士だから、お互いの存在が結構支えになっていたり。
少なくとも私はR子さんに会えてすごく安心したし嬉しかった!
そこでR子さんと記念写真をとり、
「またどこかで会えるといいね〜」という話をした。
会えるかな?でも会えたら、
本当に人生で出会うべき人なんだと思う。
関空行きのアナウンスが流れ、本当にここ、
フィンランドを去る時がきたのだと
耳を澄ませば実感する。
この心地よいざわめきの中の静寂に、
言葉では言い表せないものを託していた。
夢でもなく、希望でもないきっとそれは幻を
想うがゆえのもの・・・。
さぁ、帰ろうか、遥かなる故郷へ。
さぁ、帰ろうか、確かなる第2の故郷を飛び立ち――――。
私のフィンランド旅行に携わってくださった、
全ての人々に感謝と、幸福を願い…。
3月12日 (Finland-Time)
























